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京都にお邪魔したときにこの本を本人からいただいた。
朝日新聞出版局から出ている本で、初めは一澤帆布の信三郎さんのお父様への取材から始めた一澤物語のはずが途中からお父様の死により起きた、「泥沼」「確執」「骨肉の争い」の内容になっていった物語でもある。 会社の歴史やら先代の音楽好きとか、洗濯屋さんをやっていた話とか、本人信三郎さんもサラリーマンをやっていて(これも朝日新聞社)そのあとにここを継いだ話などがよく描かれていて今までのことを納得できたな。 職人文化、京都文化やら欲のない人柄がよく出ていて、アメリカ式のマーケティングやらをほとんど考えていないのもおもしろいし、いいな。 店の商品の売り上げもなんとなくで、バーコードもないというのんきさ。 流れるままにうまく世の中が勝手に乗ってきている会社・・・ こんなのもいいよな・・・・ 永六輔さん書による手ぬぐいもいただいた。 ありがとうございました。
by footballkuma
| 2010-02-20 10:51
| 映画・本・音楽
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